90歳代後半の父が入院し、本人の希望で退院後の老人ホーム探しをはじめました。

老人ホーム探しと並行して、介護申請をして認定調査を受けました。

実家近くの住宅型有料老人ホームを仮契約しました。

介護付き老人ホームではホームの運営と介護の提供が一体で行われるのに対し、住宅型老人ホームでは、介護サービスについては、基本的には入居者が個別に外部の介護サービスと契約をして利用するかたちとなります。
仮契約した住宅型老人ホーム(仮名)アンシンホームは、ホームの建物の中に介護を提供する会社(仮名)シッカリサービスがケアプランセンターを設置しており、ホームの運営と介護の提供がほぼ一体に行われています。
ホームの担当者による本人面談を行いました
退院日が決まっていませんでしたが 、病院を退院後その足で入居できるように、ホームの担当者の本人面談を設定しました。
当日は、アンシンホームの担当者が1名、シッカリサービスの担当者が2名、計3名の方が病院まで来て、本人と面談しました。私も立ち会いました。質問に対して本人は、要介護の認定調査のときと同様にとくに問題なく答え、本人面談は比較的短時間で終了しました。
本人面談後、病院の看護師もまじえ話をし、ホーム入居に問題がないことを確認しました。担当医師の許可が出ることを前提に、8日後に病院を退院しホームに入居するということで決定しました。
正式に契約しました
次の日、私と妻がホームに出向いて正式契約をしました。
仮契約の際、2名の保証人の実印と印鑑証明を用意するように言われていました。当日までに私と妻の分を用意していたので、すぐに正式契約することができました。
賃貸住宅の契約と同じように重要事項説明を受けたあと、押印して契約成立となりました。
入居準備にかかりました
備え付けの家具はないので一から準備しました。寝具、テーブル、椅子、チェスト、テレビ、冷蔵庫、等々を購入しました。
寝具は畳ベッドにしました
一番迷ったのは寝具です。ホームの床はフローリングなのでベッドが必要ですが、父は畳の部屋に布団を敷いて寝ていたので、スプリングマットレスのベッドは合わないと考えました。
いろいろ考えた末に、畳ベッドに布団を敷くということにしました。畳ベッドは楽天で注文しました。
到着までに1週間ほどかかりましたがなんとか入居に間に合いました。組み立てはとても簡単でした。荷解きから完成まで20分ぐらいでした。
テレビは24型にしました
家のテレビは32型ですが、父は耳が遠く、いつもテレビに近づいて見ていたので、一回り小さい24型にしました。ケーズデンキで購入しました。同じものが楽天市場にもありました。
冷蔵庫も購入しました
父は冷蔵庫はいらないと言いましたが、牛乳などをいれるためにも必要ということで購入することにしました。これもケーズデンキで購入しました。同じものが楽天にありました。
チェストとテレビ台は組み立て式を購入しました
チェストとテレビ台はコーナンで購入者自身が組み立てるタイプを購入しました。これが少々難儀しました。
こういう組み立ては不得意な方ではないのですが、テレビ台は正味3時間くらいかかりました。チェストは引き出し3段でしたが、外側を組み立てるのに2時間、引き出しを組み立てるのに2時間、計4時間くらいかかりました。
正直、完成品を購入するべきでした。
入居準備が整いました
妻に手伝ってもらって、トイレまわり、バスまわりなどの生活用品を購入しました。
父はとても質素な生活をしていて、靴下や下着などをつぎあてをしながら使っていました。この際それら身の回りの品々をすべて新しくしました。
だいたいの準備が整い、病院退院ホーム入居の日を迎えました。
入居しました
ついに入居の日を迎えました。午前中、病院から直接タクシーでホームに向かいました。さっそく昼ごはんからホームの生活が始まりました。
昼食後一人の入居者が部屋を訪ねてきました。その方は奥さんと一緒に入居しているそうです。その奥さんが認知症で、ドアを勝手に開けて入ってくるかもしれないので、どうか気をつけてほしいとのことでした。
午後は、今後の支援方針について、シッカリサービスの担当者と話し合いを持ちました。とりあえず、当分の間、洗濯・掃除・買い物について週2回、支援してもらうことになりました。
いままで身の回りのことをすべて一人でやっていた父がこれら支援を普通に受け入れてくれるかどうかも心配なところです。
まとめ
- 本人面談後正式契約しました
- ベッド・テレビ・冷蔵庫などを用意しました
- 退院後即入居となりました
- 洗濯・掃除・買い物などの支援をお願いしました
90代後半の父にとって、今までとはあまりにも違う環境になります。なんとか慣れていってもらいたいと思います。