以前は陸マイラー活動でポイントをANAマイルしていましたが、コロナの影響もあり、マイルを貯める意欲を失ってしまい、今は「ポイント投資」にまわしています。
メインの投資はインデックスファンドに投資していますが、ポイントは直接または現金化して、国内株式、米国株式、暗号資産に投資しています。
2023年4月からPayPayポイントも現金化が可能になりました。
これで、楽天ポイント、dポイント、Pontaポイント、LINEポイント、PayPayポイントが現金化できるようになりました。
ポイントの現金化についてまとめました。
PayPayポイントも現金化が可能に
PayPayポイントも2023年4月から「資産運用」というPayPayアプリに付属するミニアプリを利用することで、現金化できるようになりました。
PayPayアプリにはこれまでも模擬的にポイントを運用する「ポイント運用」というミニアプリがありますが、これは現金化に利用できません。
PayPay残高の種類
PayPay残高には、以下の種類があります。
- PayPayマネー
銀行口座からのチャージ分 - PayPayマネーライト
クレカからのチャージ分 - PayPayポイント
買い物などで貯まるポイント
「ポイント運用」ではPayPayポイントで入金しPayPayポイントで引き出しますが、PayPayポイントは現金化できません。
「資産運用」ではPayPayマネーとPayPayポイントで入金し、PayPayマネーで引き出しますが、PayPayマネーは銀行口座に出金することができるので、PayPayポイントを現金化することができることになります。
ただし、運用後の出金になるので、入金したポイント数がそのまま現金化できるわけではありません。
「資産運用」を利用するためには
「資産運用」のミニアプリを利用するには、
- PayPayアプリでの本人認証
- PayPay証券の証券口座開設
が必要です。
これらはPayPayアプリから手続きすることができます。
私は、その両方とも手続き済であったので、「資産運用」ミニアプリをすぐに利用することができました。
このミニアプリは正式名称を「PayPay証券ミニアプリ」といい、PayPay証券が管理運営するアプリです。
これまでPayPay証券のウェブ・アプリでPayPayポイントを利用する方法はありませんでした。
このPayPayアプリ付属の「資産運用」ミニアプリで、PayPayポイントを現金化できるようになりました。
「資産運用」の利用方法
PayPay証券が設定した運用コースは当初26銘柄でしたが、2023年7月に米国株など67銘柄が追加され、全93銘柄になりました。(2023年7月現在)
私は、できるだけリスクの小さいコースを買付・解約して、PayPayポイントを現金化しようと思っています。
解約するとPayPayマネーになりますが、PayPayマネーは銀行口座に出金することができます。
出金手数料はPayPay銀行宛は0円、その他の銀行宛は100円になります。
楽天ポイントは楽天証券で現金化
楽天ポイントの現金化は楽天証券のポイント投資で投資信託をスポット買いをして、それを解約して現金化しています。
楽天証券に楽天会員IDを登録すると、楽天ポイントで現物株式・投資信託などを買い付けることができます。
私はできるだけ値動きの小さい「国内債券インデックス投資信託」を買い付け、それを解約して現金化しています。多少の値動きがあるので、そのまま「ポイント=現金」とはなりません。
楽天ポイントを現金化したものは、楽天銀行と住信SBIネット銀行を経由して、おもに「SBI VCトレード」に移して、暗号資産に投資しています。
楽天ポイント投資の注意点
楽天証券のポイント投資では、期間限定ポイントは利用できません。
モッピーなどのポイントサイトから振り替えたポイントは「通常ポイント」となりますが、ポイント投資には利用できません。
私は、期間限定ポイントはできるだけ実店舗で利用し、通常ポイントはポイント投資に回しています。
ポイントで購入した投資信託はすぐ解約して現金化することになりますが、実際に現金が受け取れるのに数日かかるので、ポイントをすぐ現金化できるわけではありません。
dポイントは日興フロッギーで直接投資
dポイントは現金化せず、日興証券の「日興フロッギー」で直接国内株式に投資しています。
日興フロッギーでは100円から金額指定で個別株を購入できます。
1株から購入できる証券会社のサイトはたくさんありますが、日興フロッギーは金額指定で購入できるので便利に利用しています。
金額を一定にして購入できるので株式ごとに損益率がはっきりと比較できます。
期間限定dポイントも利用可能
日興フロッギーのdポイント投資では、期間限定ポイントやポイントサイトから交換したポイントも利用できます。
私はモッピーなどのポイントサイトで獲得したポイントをdポイントに交換して日興フロッギーで国内株式を購入しています。
dポイントを現金化したいときは
日興フロッギーでは国内株式、国内ETFを売買できますが、投資信託を売買することができません。
私は、できるだけリスクの小さいETFとして、「NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA-BPI 総合連動型上場投信(2510)」を売買しています。
ただし、手数料と値動きは避けられません。
dポイント増量キャンペーン
dポイントでは、年数回、10%~20%の増量キャンペーンを実施しています。
ハピタス、モッピーなどのポイントサイトで獲得したポイントをdポイントに交換すると、10%~20%増量されます。
直近では、2023年3月1日~3月31日交換分について15%増量のキャンペーンがありました。
LINEポイントはLINE証券で現金化
この現金化方法は終了しました
2023年6月LINEが証券業務撤退を発表しました。それに伴い、2023年7月からLINEポイントをLINE証券に入金できなくなりました。
LINEポイントはPayPayポイントに変換してPayPayアプリの「資産運用」で現金化することができます。
私は『Visa LINE Pay クレジットカード』をメインカードとして利用していましたが、2022年5月に還元率が2%から1%に改悪されてしまいました。
一方、2022年7月1日からは、『Visa LINE Pay プリペイドカード』をApple Pay、および Google Pay に設定して、iD決済、Visaタッチ決済で利用すると、2%還元に引き上げられました。
私は、 スマホGoogle PayのiDとVisaタッチに『Visa LINE Payプリペイドカード』を登録して利用しています。
これは、2023年7月現在も維持されており、店頭支払いの際、私にとって最優先の決済方法になっています。
なお、LINEポイント5%還元の『VisaLINEPayクレジットカード(P+)』というカードもありますが、ポイント付与上限が500円なので、今のところ登録していません。
LINEPayチャージ&ペイの改悪
LINEPayに「Visa LINE Payクレジットカード」または「三井住友カード」を登録して、LINEPayのコード決済を利用する「チャージ&ペイ」については、2023年5月に改悪されます。
チャージ&ペイで請求書払いすると0.5%還元でしたが、「Visa LINE Payクレジットカード」のチャージ&ペイがポイント対象外になります。
通常のコード支払いについては、2023年6月まで0.5%還元が維持されるようですが、7月からはこれもポイント対象外になります。
ただし、「三井住友カード」のチャージ&ペイについては、変更はないようです。
LINE証券は『売買なし』で現金化できる
この方法は終了しました。
LINE証券取引サイトで入金するときに『LINE Payから入金』でLINEポイントを利用すると、LINEポイントがいきなりLINE証券内の現金に変わります。
1日2日後、その現金がそのまま銀行口座に出金できるようになります。投資信託や株式を購入する必要はありません。しかも、任意の銀行口座への出金手数料が無料です。
私は住信SBIネット銀行へ出金して、振込無料回数を利用して投資先に入金しています。
Pontaポイントはauカブコム証券で現金化できますが…
以前は、auPayカードでauPayにチャージすると1%、auPayでコード支払いすると0.5%、合計1.5%のPontaポイントが貯まりましたが、2022年12月から、auPAYカード から au PAYへのチャージがポイント加算の対象外になりました。
また、2023年4月1日から、auPayの請求書払いはポイント加算の対象外になりました。
これまでauPayカードでauPayにチャージして請求書払いする方法を利用してきましたが、別の方法に切り替えました。
auカブコム証券に投資
auカブコム証券の口座を開設してauIDを連携させると、Pontaポイントを投資信託とプチ株(単元未満株)の購入に利用できます。
auカブコム証券のサイトやアプリでも利用できますが、auPayアプリからポイント投資をタップすると直接購入サイトへ遷移して利用することもできます。
なお、auPayアプリの『ポイント運用』は証券会社とは直接関係しない疑似的な資産運用になります。
利用方法
auカブコム証券サイト・アプリ、auPayアプリで、値動きの小さい「国内債券インデックス」投資信託を購入し、約定後に解約します。
出金は、振込み先指定預金口座が三菱UFJ銀行・池田泉州銀行・中京銀行・ イオン銀行・auじぶん銀行の場合は無料です。上記銀行以外の場合は110円(税込)の手数料が必要です。
私は、三菱UFJ銀行に出金し、SBI証券「即時入金/リアルタイム入金」でSBI証券に入金、住信SBIネット銀行ハイブリッド口座に出金、普通口座に振替、最終的に振込無料回数を使って、投資先に入金しています。
今後は…
auPayについてはポイント付与のメリットがないので、今後はキャンペーンなどがない限り、あまり利用しないと思っています。
PontaポイントはSBI証券でも投信買付ができるので、ポイントが貯まったとしてもそちらを利用しています。
Tポイント・Pontaポイント・VポイントはSBI証券で現金化
SBI証券にポイントID等を登録して、メインポイントに設定すると、投信マイレージサービスでポイントが付与されます.
Tポイント・Pontaポイント・Vポイントはポイントで投資信託を購入することもできます。
dポイント・JALマイルは投信の買付はできません。
私は、それぞれのポイントがある程度貯まった時点でメインポイントを切り替えて、値動きの小さい「国内債券インデックス投資信託」を買い付け、それを解約して現金化しています。
まとめ
PayPay、auPAY、楽天、T、d、V、LINEの各ポイントが、証券会社を通して、現金化できるようになっています。
私は、ポイ活で獲得したポイントは、かつてANAマイレージに交換していましたが、コロナをきっかけに、個別株式、暗号資産の投資に切り替えました。
dポイントは日興フロッギーで直接国内の個別株式を購入しています。
他のポイントは現金化して、PayPay証券で米国株式、SBIVCトレードで暗号資産を購入しています。