3月に胃カメラと大腸カメラを受診しました。胃カメラを受診した流れの記事は先日アップしましたが、今回は大腸カメラを受診した流れを記事にします。大腸カメラはだいたい2年毎に受診しており、今回は4回めの検査になります。
前診察とスタッフによる説明を受けました
私が受診している病院では、胃カメラは一日で前診察と検査を済ますことができます。大腸カメラは一週間くらい前に、前診察とスタッフによる説明を受ける必要があります。今回は、胃カメラを受診した日に大腸カメラの前診察とスタッフによる説明を受けました。
3日前から食事制限に入ること、葉物野菜、サツマイモ、海藻、きのこ類など、繊維質のものを取らないことなど、パンフレットで説明されました。とくに、検査前日の食事として、大腸カメラのための特別食セットを勧められました。保険適用外なので任意ですが、検査に差し障りが出ないようできるだけ使うように言われました。大丈夫ですときっぱり断る…と妻は自慢しますが、私は気が弱いので、いつも「ハイわかりました」と素直に従います。食事セットと下剤を家に持って帰り検査に備えます。
食事制限は少し苦痛です
3日前から食事制限に入りますが、野菜が食べられないのが辛いです。肉、白米、麺類、卵はとくに制限されていないので、食事の量的には問題ないのですが、やはり野菜類がないのは味気なく感じます。繊維質を摂らないので便秘気味になってしまいました。検査前日は、3食ともレトルトの大腸検査用特別食です。
当日は朝から下剤を大量に飲みます
検査は午前10時に予約していましたが、当日は朝6時から自宅で下剤を飲み始めます。
- 2リットルの水で下剤を作る
- 下剤を0.2リットルずつ6回に分けて合計1.2リットル飲む
- 1時間から1時間半をかけてゆっくり飲む
- それにあわせて水を0.6リットル飲む
ところが便秘気味だったせいか、下剤を1.2リットル飲んでもお通じがありません。少し焦りました。さらに0.4リットル飲んだところでようやくお通じが始まり、後は順調に進みました。
病院に入りました
9時半に病院に入りました。担当の看護婦さんが待ち構えていて、テキパキと段取りを進めます。すぐに検査着に着替えました。パンツは後ろが開いている特別な紙パンツです。
鎮静剤を打つかどうか聞かれます。胃カメラのときは鎮静剤を打ちませんでしたが、大腸カメラでは鎮静剤を打ってもらうように決めています。最初に大腸カメラを受けたとき、お腹の中でそれまで経験したことのない鈍い痛みを感じました。妻いわく、陣痛に似ているとのこと。以後の大腸カメラでは鎮静剤を打ってもらっています。
検査は無意識のうちに終了…
鎮静剤を打ってもらうと意識がもうろうとなります。検査が始まるときはまだ意識がありますが、検査がいつ終わったのかはっきりしません。検査後30分ほど休憩室のベットに寝かされ、意識がはっきりするのを待ちます。
検査の説明を聞きます
意識がはっきりしてきたころ検査室に戻り、担当の先生から写真を見ながら説明を聞きました。小さなポリープを切除したとのことでした。問題ないと思うが、検査に出すので後日結果を聞きに来るようにとのことでした。4年前に大腸カメラを受けたときは、少し大きなポリープだったのでそのまま1日入院させられました。今回は小さいので入院する必要はないとのことでした。
費用は…
大腸カメラの検査当日に支払った費用は、保険適用3割負担で10,020円でした。これにはポリープ切除の処置費や組織検査費が含まれていると思われます。大腸カメラには必ず事前診察が必要なのでその費用もかかります。入院が必要となったら、さらに万単位の費用が必要になると思われます。
検査結果は…
2週間後検査結果を聞きに行きました。「腺腫」というものでいまのところとくに問題はないが、2年毎の検査を勧めると言われました。