[2024年5月]ポイント現金化 のまとめ

以前は陸マイラー活動で獲得した。ポイントをANAマイルしていましたが、コロナの影響でマイルを貯める意欲を失ってしまい、「ポイント投資」にまわしています。

獲得したポイントは直接または現金化して、国内株式、米国株式、暗号資産に投資しています。

2023年4月からPayPayポイントも現金化が可能になりました。

2024年4月には、TポイントとVポイントが統合されて、新Vポイントになりました。

2024年5月現在、楽天ポイント、dポイント、Pontaポイント、LINEポイント、PayPayポイント、Vポイントが現金化できるようなっています。

ポイントの現金化についてまとめました。

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PayPayポイントの現金化

PayPayポイントはPayPayアプリに付属する「資産運用」というミニアプリを利用することで現金化することができます。

PayPayアプリには模擬的にポイントを運用する「ポイント運用」というミニアプリがありますが、これは現金化に利用できません。

PayPay機能一覧

2024年5月現在、資産運用/NISA と表示されています

PayPay残高の種類

PayPay残高には、以下の種類があります。

  • PayPayマネー
    銀行口座からのチャージ分
  • PayPayマネーライト
    クレカからのチャージ分
  • PayPayポイント
    買い物などで貯まるポイント

ポイント運用と資産運用の違い

「ポイント運用」ではPayPayポイントで入金しPayPayポイントで引き出します。

「資産運用」ではPayPayマネーとPayPayポイントで入金し、PayPayマネーで引き出します。

PayPayマネーは銀行口座に出金することができるので、PayPayポイントを現金化することができることになります。

  • ポイント運用
    入口:PayPayポイント
    出口:PayPayポイント
  • 資産運用
    入口:PayPayポイント・PayPayマネー
    出口:PayPayマネー
    ※資産運用ではPayPayマネーライトを利用できない

「資産運用」を利用するためには

「資産運用」のミニアプリを利用するには、

  • PayPayアプリでの本人認証
  • PayPay証券の証券口座開設

が必要です。

これらはPayPayアプリから手続きすることができます。

私は、その両方とも手続き済であったので、「資産運用」ミニアプリをすぐに利用することができました。

このミニアプリは正式名称を「PayPay証券ミニアプリ」といい、PayPay証券が管理運営するアプリです。

これまでPayPay証券のウェブ・アプリでPayPayポイントを利用する方法はありませんでした。

このPayPayアプリ付属の「資産運用」ミニアプリで、PayPayポイントを現金化できるようになりました。

「資産運用」の利用方法

PayPayアプリ「資産運用」で設定されている運用コースは当初26銘柄でしたが、2024年5月現在、米国株、米国ETF、日本株、日本ETF、投資信託に投資対象が拡大しています。

NISA口座を開設して利用することもできますが、私はSBI証券でNISA口座を開設しているので、PayPayアプリ「資産運用」は現金化のみで利用しています。

できるだけリスクの小さい投資信託、具体的には「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」を買付・売却しています。

手数料無料でSBI証券に入金

売却するとPayPayマネーになりますが、PayPayマネーは銀行口座に出金することができます。

出金手数料はPayPay銀行宛は0円、その他の銀行宛は100円になります。

私は、PayPay銀行に出金後、SBI証券の「即時入金」でSBI証券口座に入金して、最終的には住信SBIネット銀行のハイブリッド預金にプールしています。

楽天ポイントは楽天証券で現金化

楽天ポイントの現金化は楽天証券のポイント投資で投資信託をスポット買いをして、それを解約して現金化しています。

楽天証券に楽天会員IDを登録すると、楽天ポイントで現物株式・投資信託などを買い付けることができます。

私はできるだけ値動きの小さい「国内債券インデックス投資信託」を買い付け、それを解約して現金化しています。多少の値動きがあるので、そのまま「ポイント=現金」とはなりません。

楽天ポイントを現金化したものは、楽天銀行・SBI証券を経由して、最終的に住信SBIネット銀行のハイブリッド預金にプールしています。

楽天ポイント投資の注意点

楽天証券のポイント投資に利用できるのは「通常ポイント」だけで、期間限定ポイントは利用できません。

モッピーなどのポイントサイトから振り替えたポイントは「通常ポイント」となりますが、ポイント投資には利用できません。

私は、期間限定ポイントはできるだけ実店舗や楽天市場で利用し、通常ポイントはポイント投資に回しています。

ポイントで購入した投資信託はすぐ解約して現金化することになりますが、実際に現金が受け取れるのに数日かかるので、ポイントをすぐ現金化できるわけではありません。

dポイントは日興フロッギーで現金化

dポイントは日興証券の「日興フロッギー」で現金化しています。

2023年までは、dポイントは現金化せず、「日興フロッギー」で直接国内の個別株式に投資していました。

日興フロッギーでは100円から金額指定で国内の個別株を購入できるので便利に利用していました。

現在は、日興フロッギーの個別株はすべて売却して現金化だけに利用しています。

国内の個別株は、NISA口座を開設しているSBI証券の「単元未満株投資」を利用しています。

日興フロッギーの利用方法

日興フロッギーでは国内株式、国内ETFを売買できますが、投資信託を売買することができません。

私は、できるだけリスクの小さいETFとして、「NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA-BPI 総合連動型上場投信(2510)」を売買しています。

ただし、手数料と値動きは避けられません。

期間限定dポイントも利用可能

日興フロッギーのdポイント投資では、期間限定ポイントやポイントサイトから交換したポイントも利用できます。

私はモッピーなどのポイントサイトで獲得したポイントをdポイントに交換して日興フロッギーで国内株式を購入していました。

dポイント増量キャンペーン

dポイントでは、年数回、10%~20%の増量キャンペーンを実施しています。

ハピタス、モッピーなどのポイントサイトで獲得したポイントをdポイントに交換すると、10%~20%増量されます。

直近では、2024年3月1日~3月31日交換分について10%増量のキャンペーンがありました。

このときは、ハピタス、モッピーは対象になりませんでしたが、PeXやドットマネーを経由することで10%増量されました。

以前の記事

以下は、日興フロッギーで国内の個別株に投資していた時期の記事です。

私のサテライト投資、国内株式は日興フロッギーでdポイント投資
2014年NISAがスタートしてから「投資」をスタートさせました。 投資を始めるとき、「株取引=ギャンブル」というイメージを持っている妻から「個別株には投資しない」と約束させられました。 NISAの範囲内でインデックス投資信託に積立投資をつ...

LINEポイントの直接現金化は終了

2024年5月現在、LINEポイントを直接現金化できる方法はありません。

以前はLINEポイントをいったんLINE証券に入金しそれを引き出すことで、LINEポイントを現金化することができました。

2023年6月にLINEが2024年中に証券業務から撤退することを発表し、2023年7月からLINEポイントをLINE証券に入金できなくなりました。

ただし、LINEポイントは等価でPayPayポイントに交換できるので、PayPayポイントの現金化が利用できます。

LINEポイントの付与状況(2024年5月)

LINEポイントについてはたびたび変更と改悪があり、そのたびに戸惑ってしまいます。

以下は、2024年5月現在のポイント付与状況です。

  • Visa LINE Pay クレジットカード(+P)
    LINEPayコード決済(チャージ&ペイ):5%
    LINEPayコード決済(請求書支払い):0%
    カードショッピング:0.5%
  • Visa LINE Pay クレジットカード
    LINEPayコード決済(チャージ&ペイ):0%
    LINEPayコード決済(請求書支払い):0%
    カードショッピング:1%
  • Visa LINE Pay プリペイドカード
    LINEPayコード決済(残高支払い):0%
    LINEPayコード決済(請求書支払い):0%
    Visaタッチ決済:3%
    iD決済:0%
    カードショッピング:0%

LINE Pay コード決済

私は、LINE Payに関しては、この3種類のカードを使い分けて利用しています。

LINE Payのコード決済でポイント付与の対象となるのは、「Visa LINE Pay クレジットカード(+P)」を紐づけた「チャージ&ペイ」のみとなっています。

還元率は5%です。付与上限は500ポイント/月なので、利用金額10,000円までポイントが付くことになります。

なお、LINE Payアプリのコード決済はPayPay加盟店でも利用できます。

Visa LINE Pay プリペイドカード タッチ決済

Apple Pay、Google Pay に「Visa LINE Pay プリペイドカード」を登録して、iD決済、Visaタッチ決済すると、以前は2%還元になっていましたが、2024年1月からiD決済が0%、Visaタッチ決済が3%になりました。

私自身は、iD決済が使い勝手が良かったので、残念な改定になりました。

今回の改定のVisaタッチ決済の付与上限は1000ポイントなので、利用金額33,333円までポイントが付くことになります。

なお、Visaタッチ決済の特典については、LINEPayアプリのキャンペーンのページから毎月のエントリーが必要です。いつまで続くかわかりませんが…。

チャージ&ペイには「三井住友カード」も登録できます

LINE Payコード決済のチャージ&ペイには「三井住友カード」も登録することができます。

「三井住友カード」を登録したチャージ&ペイでは、三井住友カードの方でVポイントが付与されます。

税金などを支払う「請求書支払い」の場合、上記の3種類のVisa LINE Pay カードではポイント付与がありませんが、「三井住友カード」のチャージ&ペイであればVポイントが付与されます。

私は、「請求書支払い」については「三井住友カード」のチャージ&ペイに切り替えて利用しています。

Pontaポイントはauカブコム証券で現金化

以前は、auPayカードでauPayにチャージすると1%、auPayでコード支払いすると0.5%、合計1.5%のPontaポイントが貯まりましたが、2022年12月から、auPAYカード から au PAYへのチャージがポイント加算の対象外になりました。

また、2023年4月1日から、auPayの請求書払いはポイント加算の対象外になりました。

auカブコム証券に投資

auカブコム証券の口座を開設してauIDを連携させると、Pontaポイントを投資信託とプチ株(単元未満株)の購入に利用できます。

auカブコム証券のサイトやアプリでも利用できますが、auPayアプリからポイント投資をタップすると直接購入サイトへ遷移して利用することもできます。

auPay画面

なお、auPayアプリの『ポイント運用』は証券会社とは直接関係しない疑似的な資産運用になります。

利用方法

auカブコム証券サイト・アプリ、auPayアプリで、値動きの小さい「国内債券インデックス」投資信託を購入し、約定後に解約します。

出金は、振込み先指定預金口座が三菱UFJ銀行・池田泉州銀行・中京銀行・ イオン銀行・auじぶん銀行の場合は無料です。上記銀行以外の場合は110円(税込)の手数料が必要です。

私は、三菱UFJ銀行に出金し、SBI証券「即時入金/リアルタイム入金」でSBI証券に入金、住信SBIネット銀行ハイブリッド口座に自動振替しています。

今後は…

auPayについてはポイント付与のメリットがないので、今後はキャンペーンなどがない限り、あまり利用しないと思っています。

PontaポイントはSBI証券でも投信買付ができるので、ポイントが貯まったとしてもそちらを利用しています。

Vポイント・PontaポイントはSBI証券で現金化

SBI証券ポイント

SBI証券にポイントID等を登録して、メインポイントに設定すると、投信マイレージサービスでポイントが付与されます.

Vポイント・Pontaポイントは国内株式・投資信託を買付することもできます。

dポイント・JALマイル・PayPayポイントは買付できません。

私は、Vポイントをメインポイントにして、値動きの小さい「国内債券インデックス投資信託」を買い付け、それを解約して現金化しています。

まとめ

PayPay、Ponta、楽天、d、Vなどのポイントが、証券会社の売買を通して、現金化できるようになっています。

私は、ポイ活で獲得したポイントは、かつてANAマイレージに交換していましたが、コロナをきっかけに、国内株式、米国株式、暗号資産の投資に切り替えました。

SBI証券のNISA口座で国内株式(単元未満株)と米国株式、SBIVCトレードで暗号資産を購入しています。