2014年NISAがスタートしてから「投資」をスタートさせました。
投資を始めるとき、「株取引=ギャンブル」というイメージを持っている妻から「個別株には投資しない」と約束させられました。
NISAの範囲内でインデックス投資信託に積立投資をつづけ、それなりの成果を上げているので、昨年あたりから、妻の許可を得て、国内国外の個別株や暗号資産にも少しずつ投資を始めました。
国内株式は「日興フロッギー」、外国株式は「PayPay証券」を利用して、1,000円単位の金額で投資しています。
楽天やPayPayに擬似的なポイント運用もありますが…
楽天ポイント、Pontaポイント、dポイント、PayPayはアプリの中で擬似的な「ポイント運用」ができますが、期間限定ポイントが使えない、現金化できないなどの制限があるので、少し試してやめてしまいました。
楽天証券では楽天ポイントで投資信託や個別株に投資できます。私は毎月一定額の楽天ポイントを投資信託に積立投資して、同じ月にほぼ同額を売却するという方法で現金化しています。ただし、楽天証券のポイント投資は、期間限定ポイントや他サイトから交換したポイントは利用できません。
その点、日興フロッギーは期間限定ポイントや他ポイントから交換したポイントも使え、国内の個別株に100円から金額指定で投資できます。投資信託は購入できませんが、一部のETFにも投資できます。
日興フロッギーでdポイント投資
日興証券のオンライントレードサイト「日興イージートレード」の中に「キンカブ」という取引の仕組みがあります。「キンカブ」は国内の個別株・ETFを100円から金額指定で購入できる日興証券独自の仕組みです。
日興フロッギーはこの「キンカブ」の買付けにdポイントを利用できるサイトですが、日興フロッギーのdポイント投資を利用するためには、「日興イージートレード」の口座を開設する必要があります。
「日興イージートレード」は日興証券が扱うすべての商品の取引ができるサイトです。dポイント投資があらゆる投資の入り口になっています。
私もまんまと日興証券の思惑に乗ってしまった訳です。
日興フロッギー(キンカブ)の特徴
- 100円から国内のETF・個別株を買える
- 1株未満の株を日興証券を通して所有できる
- 100万円以下の買いは手数料無料
- 配当ももらえる
- 期間限定ポイントも使える
2021年9月6日現在の成績
初めは、各種インデックスに連動するETFなどを購入しましたが、メインでインデックス投資をしているので、日興フロッギーでは国内個別株に投資することにしました。
9月6日現在、11銘柄の個別株に4,000円ずつ合計44,000円投資して、プラス3,793円になっています。
菅首相の退陣表明で、国内株が急上昇し、全銘柄がプラスになりました。
- 口座入金額 52,341円
- 口座評価額 57,579円
- 口座損益額 +5,238円
- 国内個別株11銘柄
- トヨタ、パナソニック、ソニーなど
売買手数料
日興フロッギーは、発注時間によって、前場始値または後場始値で約定します。リアルタイムで約定することはできません。
前日16:00から営業日当日8:00までの発注は前場始値で約定します。営業日当日8:00~11:30の発注は後場始値で約定します。ただし、2:00~5:00、11:30~16:00は発注できません。
買付手数料は100万円まで無料
この取引履歴は「2587サントリーBF」を1,000円買付け発注して、8月10日前場始値で約定した記録です。
- 2587サントリーBF
- 1,000円買付け発注
- 8月10日前場始値3,845円
Kabutan 2587サントリーBF - 0.23007株で約定
- 3,845×0.23007=999.96915円
- 参考:3,845×0.23008=1,000.78784円
小数第5位までの株数で、1,000円以下になるように株数が算出されています。
売付手数料は0.5%
この取引記録は「4452花王」0.41848株売却して、7月26日前場始値で約定した記録です。
- 4452花王
- 0.41848株売却発注
- 7月26日前場始値は6,958円
Kabutan 4452 花王 - 約定単価は6,923円
6,958×0.995=6,923.21≒6,923円
※約定単価は前場始値マイナス0.5%になっています。 - 約定価格2,898円
6,923×0.41848=2,897.13704
※切り上げて2,898円になっています。
仮に前場始値6,958円で計算すると、手数料が14円かかっています。
- 6,958×0.41848=2,911.78384≒2,912円
- 2,912-2,898=14円
概算で、約定価格の0.5%の売付手数料がかかっています。
入出金手数料
dポイントの入金
dポイントは手数料なしで、そのまま入金額として利用できます。期間限定ポイントや他サイトから交換したポイントも利用できます。
ポイントサイトで獲得したポイントは以前はANAマイルに交換していましたが、コロナの影響で旅行が制限されているので、いまはdポイントに交換して日興フロッギーで投資に回しています。
また、クレジットカードの利用で獲得したポイントについては、dポイントに交換できる場合はdポイントに交換して利用しています。
三井住友カードの利用で付与されるVポイントは2021年9月現在等価でdポイントに交換できていますが、2021年11月1日申し込み分より、Vポイント1ポイント→dポイント0.8ポイント換算になります。残念です。
「auポイントプログラム移行」「dポイント移行」「楽天ポイント移行」の移行レート変更のお知らせ
現金入金
現金の入金は「日興イージートレード」で手続きします。基本的に無料で入金できます。
- 専用振込口座へ振込
振込金額が3,000円以上の場合、振込手数料相当額が返金されます。 - インターネット決済サービスで入金
三井住友、三菱UFJ、みずほ、PayPay、ゆうちょの各銀行のインターネット決済サービスを使って無料で入金できます。入金のタイミングにより、翌営業日入金扱いになる場合があります。 - 三井住友銀行との口座連携「バンク&トレード」による入金
手続き後即時無料で入金されます。
私は、バンク&トレードの即時入金を利用しています。
出金手数料
出金手数料も無料です。
- 銀行振込
あらかじめ登録した銀行口座に無料で出金できます。 - 三井住友銀行との口座連携「バンク&トレード」による出金
手続き後、即時無料で出金されます。
国内株式は日興フロッギー、米国株式はPayPay証券
私は、国内株式については手数料的に有利な日興フロッギー(キンカブ)を利用し、米国株式はPayPay証券を利用しています。
手数料的には日興フロッギーが有利
日興フロッギー(キンカブ)の場合、入金も出金も手数料は無料です。PayPay証券の場合、入金と出金の両方に手数料がかかります。
国内株式の売買手数料については、日興フロッギー(キンカブ)は、買付時無料、売付時0.5%ですが、PayPay証券は、買付時・売付時とも東京証券取引所立会時間内は0.5%、それ以外の時間は1.0%の手数料がかかります。
国内株式については、日興フロッギー(キンカブ)の方が手数料的に有利です。
PayPay証券は米国株にリアルタイムで発注できる
日興フロッギー(キンカブ)は国内株式・ETFの取り扱いしかありませんが、PayPay証券は米国株式・ETFも取り扱っています。
日興フロッギー(キンカブ)は前場始値または後場始値での約定になりますが、PayPay証券は国内株にも米国株にも立会時間中にリアルタイムの株価で約定できます。立会時間中の株価変動を見て売買するならPayPay証券になります。