<初耳の言葉>ヤングケアラー

初耳の言葉

私にとって初めて聞いた、見た、知った言葉を記録しています。

NHKニュースで初耳。

「ヤングケアラー」、こういう社会問題があることをはじめて気付かされました。

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ヤングケアラー

ヤングケアラーとは、通学や仕事のかたわら、障害や病気のある親や祖父母、年下のきょうだいなどの介護や世話をしている18歳未満の子どもを指す。

家族の病気や障害のために、長期のサポートや介護、見守りを必要とし、それを支える人手が十分にない時には、子どもであってもその役割を引き受けて、家族の世話をする状況が生じる。介護のために学業に遅れが出たり、進学や就職を諦めたりするケースもあるといい、実態の把握が急がれている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

埼玉県の調査では高校生の4人に1人が「ヤングケアラー」

NHKニュースによると、埼玉県の調査では高校生の4人に1人が「ヤングケアラー」の状態であるとのこと。

家族の介護を担う18歳未満の子どもたち、いわゆる「ヤングケアラー」が高校生の25人に1人に上ることが埼玉県の調査で分かりました。この問題についての大規模な調査は全国で初めてで、埼玉県は相談体制の整備など支援策を検討しています。

「ヤングケアラー」は家族の介護を担っている18歳未満の子どもたちで、埼玉県は今年度、その実態を把握しようと、県内のすべての高校2年生、およそ5万5000人を対象に調査を行い、およそ90%から回答を得ました。

調査では現在または過去に「家族に代わって洗濯や料理などの家事をしている」、「身の回りの世話をしている」など10の項目をあげ、「ヤングケアラー」に当たるかどうか尋ねたところ、4.1%が該当することが分かりました。25人に1人に上ることになります。

そして生活への影響を複数回答で尋ねたところ、42%は「影響がない」と答えた一方、「孤独を感じる」が19%、次いで「ストレスを感じる」が17%、「勉強時間が十分に取れない」が10%など、みずからの体調や学習に影響が出ている実態がうかがえます。

さらに介護の回数については「毎日」と答えた人が35%と最も多くなりました。

ヤングケアラーについての大規模な調査は全国で初めてで、埼玉県は今回の調査結果を踏まえ、相談体制の整備などの支援策を検討しています。

NHK NEWSWEB 介護担う「ヤングケアラー」高校生の25人に1人 埼玉県調査

関連サイト

ヤングケアラー支援のページ http://youngcarer.sakura.ne.jp/

ヤングケアラープロジェクト https://youngcarerpj.jimdofree.com/