万一私が亡くなったら妻の遺族年金はどうなる?

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万一いま、私が亡くなって妻が残された場合、妻にどのくらいの年金が出るのか、遺族年金の仕組みはどうなっているのか、調べてみました。

なお、2018年10月の現時点で、私は64歳で特別支給の老齢厚生年金を受給しています。妻は59歳でまだ年金を受給していません。

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私が亡くなっても妻には遺族基礎年金は支給されません

遺族年金には、遺族基礎年金と遺族厚生年金があります。まず、遺族基礎年金について調べてみました。

日本年金機構ホームページより

遺族基礎年金(受給要件・支給開始時期・計算方法)

支給要件

  • 被保険者または老齢基礎年金の受給資格期間が25年以上ある者が死亡したとき。(ただし、死亡した者について、保険料納付済期間(保険料免除期間を含む。)が加入期間の3分の2以上あること。)
  • ただし平成38年4月1日前の場合は死亡日に65歳未満であれば、死亡日の属する月の前々月までの1年間の保険料を納付しなければならない期間のうちに、保険料の滞納がなければ受けられます。

対象者
死亡した者によって生計を維持されていた、(1)子のある配偶者 (2)子
子とは次の者に限ります
18歳到達年度の末日(3月31日)を経過していない子
20歳未満で障害年金の障害等級1級または2級の子
年金額
(平成30年4月分から) 779,300円+子の加算
子の加算
第1子・第2子 各224,300円 第3子以降 各74,800円
(注)子が遺族基礎年金を受給する場合の加算は第2子以降について行い、子1人あたりの年金額は、上記による年金額を子供の数で除した額。

遺族基礎年金は、国民年金加入者が死亡した場合に、その死亡した人によって生計を維持されていた「18歳未満の子供のいる配偶者」、または「子供」に支給される年金です。

つまり、遺族基礎年金は子供が成長するまでもらえる遺族年金です。子供のいない人、すでに子供が成長している人は遺族基礎年金をもらえません。

私の愛する妻は当然この遺族基礎年金をもらうことはできません。

妻の遺族厚生年金は私の老齢厚生年金の3/4が支給されます

年金機構ホームページより

遺族厚生年金(受給要件・支給開始時期・計算方法)

支給要件

  1. 被保険者が死亡したとき、または被保険者期間中の傷病がもとで初診の日から5年以内に死亡したとき。(ただし、遺族基礎年金と同様、死亡した者について、保険料納付済期間(保険料免除期間を含む。)が国民年金加入期間の3分の2以上あること。)
    ※ただし平成38年4月1日前の場合は死亡日に65歳未満であれば、死亡日の属する月の前々月までの1年間の保険料を納付しなければならない期間のうちに、保険料の滞納がなければ受けられます。
  2. 老齢厚生年金の受給資格期間が25年以上ある者が死亡したとき。
  3. 1級・2級の障害厚生(共済)年金を受けられる者が死亡したとき。

対象者
死亡した者によって生計を維持されていた、

  • 子、孫(18歳到達年度の年度末を経過していない者または20歳未満で障害年金の障害等級1・2級の者)
  • 55歳以上の夫、父母、祖父母(支給開始は60歳から。ただし、夫は遺族基礎年金を受給中の場合に限り、遺族厚生年金も合わせて受給できる。)

※30歳未満の子のない妻は、5年間の有期給付となります。
※子のある配偶者、子(子とは18歳到達年度の年度末を経過していない者または20歳未満で障害年金の障害等級1・2級の障害者に限ります)は、遺族基礎年金も併せて受けられます。

短期要件

支給要件1と3は短期要件と呼ばれていて、現役の人、障害厚生年金を受給している人がなくなった場合を想定しています。

この場合、厚生年金加入期間が25年未満の場合でも、それまでの厚生年金加入記録をもとに、厚生年金25年加入とみなして計算して、遺族厚生年金が支給されます。

私はすでに退職して厚生年金には加入していないので短期要件には該当しません。

長期要件

支給要件2は、長期要件と呼ばれていて、60歳以上の退職者、老齢厚生年金受給者を想定しています。

この場合、遺族厚生年金を受給するためには、亡くなった人の受給資格期間が25年以上必要です。

受給資格期間とは、国民年金1号2号3号の保険料納付済期間と保険料免除期間の合計になります。

平成29年9月から老齢年金の受給資格期間が25年から10年に短縮されましたが、遺族基礎年金と長期要件の遺族厚生年金の受給資格期間については25年のまま据え置きとなっています。

長期要件の場合、短期要件と異なり厚生年金25年加入とはみなされません。亡くなった人の厚生年金加入記録をもとに、遺族厚生年金が計算されます。

亡くなった人の老齢厚生年金を引き継ぐ形で、亡くなった人が受け取るはずの老齢厚生年金の金額の3/4が支給されます。

平成30年度、私の特別支給の老齢厚生年金支給額は、年額929,591円です。

私が死亡した場合、妻に支給される遺族厚生年金は、その3/4、年額697,163円ということになります。

妻には「中高齢寡婦加算」も支給されます

この記事はあくまでも今私が死亡したらという過程で書いています。

妻には私の老齢厚生年金を引き継ぐ形で年額697,163円の遺族厚生年金が支給されますが、さらに年額584,500円が加算されます。これを、中高齢寡婦加算といいます。

長期要件による遺族厚生年金では、夫の厚生年金保険の被保険者期間が20年以上の場合、妻が65歳になるまで、この中高齢寡婦加算が支給されます。

私の厚生年金加入期間は334月なので、妻は中高齢寡婦加算を受け取れることになります。

合計1,281,663円支給されます。

ただし、妻が65歳になり老齢基礎年金が支給されるようになると、この中高齢寡婦加算は打ち切りになります。

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