私は購入している投資信託の評価額をLibreoffice Calcで集計しています。2017年10月のoffice2007のサポート終了を受け、ExcelからLibreofficeに切り替えました。
集計に欠かせないのが各投資信託の基準価額です。私はモーニングスターのサイトからLibreoffice Calcの「外部データのリンク」を利用して基準価額を取り込んでいます。
モーニングスターでは毎日だいたい午後10時以降にその日の基準価額に更新されます。
2018/9/16
この方法は、Libreoffice 6.0.5までは正常に動作していましたが、6.1.0で動作しなくなりました。その後、6.1.1で再び正常に動作するようになりました。
この方法は、Libreoffice 6.0.5までは正常に動作していましたが、6.1.0で動作しなくなりました。その後、6.1.1で再び正常に動作するようになりました。
投信データをリブレオフィスに取り込む
(例)モーニングスターから「ニッセイTOPIXインデックスファンド」のデータを取り込む
- ブラウザでニッセイTOPIXインデックスファンド(スナップショット)のページを開きURLをコピー、
「http://www.morningstar.co.jp/FundData/SnapShot.do?fnc=2015042708」 - 空白シートのA1にカーソルをあわせておく
このA1のセルを基準にしてデータが取り込まれます - [シート]→[外部データのリンク]をクリック
- [外部データソースのURL]欄にコピーしたURLを張り付け[Enter]を押す
- [インポートオプション]が表示されるので、自動のままOKボタンを押す
- [使用できる表と範囲]の中からHTML_1を選択しOKボタンを押す
カーソルをあわせておいたA1以下、A2に基準価額、A3に日付が取り込まれる
ただし、データはテキストデータとして取り込まれるのでこのままでは数値として扱えません。
取り込まれたテキストデータを数値データに直す関数
◆A2にある基準価額(テキスト)11,393円を(数値)11393に変換する関数
=IF(LEN(A2)=6,VALUE(LEFT(A2,5)),VALUE(LEFT(A2,6)))
◆A3にある日付(テキスト)2017年11月17日を(日付数値)2017-11-17に変換する関数
=DATE(VALUE(LEFT(A3,4)),VALUE(MID(A3,6,2)),VALUE(MID(A3,9,2)))
(注)この関数をコピー・ペーストときは「書式設定されていないテキスト」でペーストしてください
(注)目的の表示形式になっていないときは、右クリック→[セルの書式設定]で変更してください
データの更新方法
- [編集]→[ファイルへのリンク]をクリック
- ソースファイル欄から更新したいリンクを選択し[更新]をクリック
(注)ソースファイルが複数ある時は目的のソースをURLで確認してください
(注)すべて更新したいときはCtrl+Aで選択してください
バージョン: 6.0.1.1 (x64)では、[ファイルへのリンク]が[Links to External Fies…]という英語表示になっています。
外部データ取り込みのリンクがあるファイルを開くと、「更新しますか?」と聞かれます。Yes、Noを選択してください。
この「更新しますか?」の表示をさせないようにできます。
ツール→オプション→LibreOffice Calc→全般
更新 読み込むときにリンクの更新「しない」にチェック
この「更新しますか?」の表示をさせないようにできます。
ツール→オプション→LibreOffice Calc→全般
更新 読み込むときにリンクの更新「しない」にチェック