<初耳の言葉>前広(まえびろ)に検討

初耳の言葉

私にとって初めて聞いた、見た、知った言葉を記録しています。

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前広(まえびろ)

[1] 〘形動〙 前方を広く開いたさま。
※舞正語磨(1658)下「右の手をも臂にてひらき、前ひろにかまへ、手を添たるは」

[2] 〘名〙 (ある時点より前の時の広がりをいう) 以前。「まえびろに」「まえびろから」の形で、前もって、あらかじめ、かねてよりの意に用いる。

※浄瑠璃・長町女腹切(1712頃)中「壁に馬乗かけては明べき埒も明ぬもの、前びろに手形しゃう為に」

精選版 日本国語大辞典

コトバンク https://kotobank.jp/word/%E5%89%8D%E5%BA%83-633296

前広?この言葉初めて聞きました…

65歳の私ですが、この言葉、初めて聞きました。普通に使う言葉だったのでしょうか。

4月29日の衆院予算委員会で、安倍晋三首相が、国民民主党の玉木雄一郎代表に対して、「9月から新学期」案について「前広にさまざまな選択肢を検討」と答弁した。

官庁では「時間の余裕を持って検討する」という趣旨で使われることが多いとのこと。